10/03の日記
05:11
出会いました3
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ソラ「?、もしゃもしゃー!」
ボフンっ、と勢いをつけてある物に抱きついた10歳前後の歳のソラ。
ここは海軍本部の廊下。
そしてソラが抱きついたのは……ピンク色の何か。
そのピンク色の何かが喋った時にはソラは驚き、声のした方を向く。
ドフラミンゴ「ガキ……? 何故ここにいる?」
ソラ「おれガキって名前じゃなーい」
ぷくーっと頬を膨らませるソラ。
傍から見たら可愛いのかもしれないが、相手が相手。
とりあえず海兵がその場にいたら冷や汗を大量にかいて逃げろと願うばかりだろう。
ソラ「ねーねー、なんで海軍の服きないのー? えらいのー?」
ドフラミンゴ「お前が誰だか知らねぇが、躾のなってねーのは確かだな」
ドフラミンゴは能力の構えをし、ソラを操ろうとする。
そんな事を知る由もないソラはボーッとハテナを浮かばせながらドフラミンゴの手を見つめる。
ドフラミンゴ「ん……、……!!」
ザンッッ!!
ソラ「お?」
何かを感じ取ったドフラミンゴ。
その束の間、前からもの凄い勢いで向かってきた者がいたが難なく後退りをし、攻撃を避ける。
青雉「ーーこの子に何か用か?ドフラミンゴ」
ソラ「あ、クーちゃん!」
ドフラミンゴ「クーちゃん…?」
警戒心がまるで無いが
あの大将が本気で守ろうとした存在
それだけでドフラミンゴのソラへの興味は湧いた。
青雉「アンタもうここに用はないだろ? とっとと海へ帰れ」
ドフラミンゴ「フフフ冷てぇな、呼んだのはてめぇらなのによ」
ソラ「クーちゃんはいつも冷たいよねー」
でも気持ちいーから好きー
ギュっと足に抱きつくソラ。
嬉しい好意だったがドフラミンゴが居なかったらもっと嬉しかったに違いない…。
ドフラミンゴ「フフフ嬉しそうだな青雉?」
青雉「氷漬けにされたくなきゃとっとと行け」
青雉の弱点になりうるかもしれない人物を知ったドフラミンゴ。
今日の所は素直に引き上げてくれたが、今後はソラと二度と鉢合わせないと心に誓う。
(バイバーイ)
(ソラ君少しは警戒心持とうか)
(だいじょーぶ! こわそーな人じゃなかった!)
(……ソラ君の怖いの基準が分からないんだけど…? 後警戒心の意味分かってる?)
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