忍のお仕事
□壱
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「姫様、こちらが本日から姫様を守る忍でございます。右から頭の赤司、緑間、紫原、青峰、黄瀬、黒子となっております」
「ふーん、6人か。また多くの忍を雇ったんだな」
「私の知り合いです故、どうか信頼してください」
「まぁせいぜい私に斬られぬように努力せい」
「姫様!」
「さつき、私の部屋まで菓子を持ってこい」
ピシャリ、と襖が閉められたら。
はぁ‥やっぱり誰でも同じかな‥。
「赤司くん、気を付けてね?」
「ああ、分かっている。足引っ張るような奴がいれば僕から斬り捨てる」
「赤司っち厳しー‥」
「黄瀬くんが一番気をつけた方がいいですね」
「とりあえず、ムっくん!姫様にムっくんが推してるお菓子を持って行って」
「えーやだ、めんどくさいー」
「いいから!姫様はだいたい何でも食べるから!」
「えー」
「敦」
「‥はーい」
大丈夫かな、今まで何人もの忍が姫様に斬られてきたし‥。