2代目キセキ

□1章
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「みんなーこっちこっちっスー!!」

「あら、涼菜とテツナもう来ていたの?」

「私よりも涼菜さんの方が早かったです」

「さすが涼ちん、気合い入ってるねー」

「だって今日から中学生っスから!」

「あとは真子さんと愛輝さんだけですね」

「お、おまたせなのです!!」

「だーっ!!いい加減離せよ真子!!自分で歩けっから!!」

「遅くなってしまってごめんなさいなのです。愛輝がなかなかブラを付けなかったから大変だったのですよ!」

「アタシは無視かよおーい」

「愛輝さん、あんまり真子さんに迷惑かけないであげてください」

「そうだよ愛ちん、そのうち征ちんに怒られるよー」

「ていうかブラぐらい自分で付けた方がいいっスよ」

「涼菜に言われる筋合いねーし」

「ヒドっ!!?」

「あなたたち、もう少し落ち着きなさい。みっともないわ」

「だって中学生っスよ!しかも帝光に受かってテンションも上がるっス!!」
「落ち着きなさい」

「でも征華っち‥」
「 落 ち 着 け 」

「は、はいっス‥‥」

「で、私たちってクラス一緒なの?」

「はい、全員一緒です」

「げっ真子と一緒かy」
「あーいーきー?毎日お世話してあげてるのにそれはないのですよ」

「ねーねーそろそろ行こうよー」

「うし、そうだな!」

「誰かテツナと手を繋いだ方がいいのですよ」

「ウチ繋ぎたいっs‥‥」
「テツ行こうぜー」

「ちょ、愛っちズルいっス!!」

「涼ちんうるさいー」

「‥行くわよ」
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