Love and Tire
□虹〜それはやっぱり君でした〜 2章
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結婚して20年、もう43歳。おっさんかな?
君はまだあの頃のまま微笑んでる。
わかりやすくそう簡単に。
ここにもういない君にも、バカな僕にもわかるくらい簡単に。
伝えてみよう。
「好きなんだよ。」
「あ!」
「どしたの?」
「また俺のギターがなくなってる」
「ふふ、また?じゃあきっとあの場所だね」
影を重ねたあの場所のことや。
「ちょ、こんな道で3人並んだら歩き辛い!」
「仲良しだからいいじゃん」
「傘がぶつかるからっ!ちょっと!」
「んひゃひゃひゃ」
「もう!あいばかなんて知らない!」
同じ時を歩きつないできたことや。
そんな時を全部変えて…
歌える様に、届くように、君を迎えに行けたらな。。