めいん

□美咲君の苦労
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バカウサギのアホウサギクソウサギがまたもや締め切りを破りました。

だが俺は知っている。
あのウサギが締め切り守る方法を。

しかし、使えない。
なぜなら、それは・・・

「お願い美咲君!今回だけでいいから!アレをお願いしますっ」
「そ、そんなこといわれても・・・」

それをすると俺は次の日に苦しい思いをすることになる。色んな意味で。
頼み込まれても、使いたくない。

「お願いー!」
「う・・・」

でも、今にも泣きそうな相川さんの顔を見てしまうと・・・

「わ、わかりました。でも、今回だけでですからね」
「ありがとぉおおおお!!」

断り切れずにやってしまう。



「うさぎさーん・・・」
「何・・・」

うわー。こっちも死にそうなオーラが・・・。

よし、やるか。

「ウサギさん、一回しか云わないからね」
「・・・?」

そっと、ウサギの耳の近くでこそっと云う。

「締め切り守ったらご褒美に・・・

俺、頑張るよ・・・?」

「よし!守って見せよう!」


その後、見事ウサギは締め切りを守り、
俺は、ベッドでうずくまるように腰の痛みに耐えたのであった・・・。

もう二度とするもんかっ!!
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