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りあるたいむ


日常呟き・萌え語り・ネタバレ・こねた・落書きを無差別に投下
(´-`)/{自重なんて知らないよ)状況なので閲覧は自己責任でお願いします
ジャンルばらばら、更新率ものすごく高い                            
◆セトキドとカノでこねた 

ガチャリ。
少し寝過ぎたかな、と痛む頭を押さえて自室を出る。
響いた話し声に目線を上げればどうやら真面目な話をしているらしいセトとキドがいた。
熱心な二人は見つめる僕に気づかない。
お金の話だろうか。
僕は完全に団の遣り繰りにはノータッチだから、任せきりの二人にはたまに申し訳なくなる。
まあここは一つ朝の挨拶代わりにちゃかして、ついでにキドに目を覚まさせて貰おう。
しかしやあ、と開いた口は声を出すことはなく、上げた片手も行き場をなくしてただ下げられた。
真剣な話題は終わったのだろう。
二人が周りの空気を和らげたと思った次の瞬間、セトが何かを囁き、キドはそれに顔を真っ赤に染めた。
広がるのは二人だけの空間。
それは幼馴染みの親密な雰囲気ではなく、恋人同士の甘いものだった。
「…そっかぁ。知らなかったな」
一瞬俯いた後また上がった僕の表情がいつもの様に弧を描く。
「『お似合いだね』」
二人はまだ僕に気づかない。

こんな漫画がりがりしたので小咄にしてみました
ちょっと長い
最近ハピシンがカノにしか聞こえなくて困ってます


2013/09/01(Sun) 23:00

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