Fran
□1話
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ミーが堕王子と任務に行ってた日
ミーが初めて守りたい子が出来た日
ベ「あーあ、やっぱ雑魚ばっかだな」
フ「堕王子が死骸をグチャグチャにしたから処理が大変になったじゃないですかー」
ベ「ししし♪ そんなの関係ねーし♪ 俺は俺の殺りたい様にするし♪」
まったく、この堕王子ー
学習能力悪すぎですー
『……ひっ………く………』
ベ「あぁん? 人?」
フ「まだ生き残りが居たみたいですねー」
ベ「しし♪ 王子もーらいっ♪」
だっ(相手に近づき
『ひっ!! いやぁぁ!!』
あれー? 子供?
ベ「つーかまえた♪」(少女の髪を掴み
『痛っ!! 離して!!』
なんか可哀相になってきましたー
フ「センパーイ、その子関係無いんじゃないんですかー?」
ベ「あぁん? こんな森ん中に居るなら関係無くねーだろ」
確かにミー達が居るのは森の中
関係無いってゆーのはちょっと無理がありますねー
フ「事情聴取ってのがありますよー?」
ベ「そんなのいちいちやってられっか」
はぁ…(少女に近づき
『ひっ!!』
フ「そんなに怯えなくていーんですよー? ミーの質問に嘘偽り無く答えれば楽に死なせてあげますよー」
ベ「どっちみち死を迎えるけどな♪」
『ぃ………や………』(ガタガタ
フ「とりあえずアジトに戻りましょー」
アジトに戻り…
フ「落ち着きましたかー?」
『えっと…あの…』
フ「ミーの名前はフランですー あんたの名前はなんですかー?」
『…雛』
日本人? 日本人の子がなんでイタリアのあんな森に?
フ「雛はミー達が殺った殺人鬼達の仲間ですかー??」
『違う!! 雛はあんな奴等の仲間なんかじゃない!!』
なんか触れちゃいけなかったんですかねー;;
フ「じゃあなんであの場に居たんですかー?? 雛ぐらいの子が居るのは不自然ですー」
『それは…捕まってた…から…』
捕まっていた?? あの雑魚、ロリコンなんですかねー?
確かにそこら辺に居る女よりも可愛いですけどー
フ「なんで捕まってたんですかー??」
『雛には…特別な力がある…から…』
フ「特別な力??」