Fran
□2話
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広い
広すぎる〜!!!!
屋敷内の地図貰ったのはいいけど現在位置分かんないから地図の意味ないよ!!
もう適当に掃除して終わらせようかな･･･
よし、この部屋でいいや
がちゃ(ドアを開け
『失礼しまーす』
てゆーか誰もいないよね?
って･･･この部屋汚っ!!
ベットの上も洋服だらけだし床はゴミだかなんだか知らない物ばっかだし;;
今日はこの部屋で終わりそうだな(汗
この服は洗って･･･
このゴミは捨てて･･･
がちゃ(ドアが開き
『あー!! この部屋汚すぎ!! 誰の部屋よ!!』
?「なーにやってんの??」
『?!』
こ、この人…ベルフェゴール…だっけ??
べ「何王子の部屋荒らしてんの?? 殺されたい訳??」
『はぁ?? メイドの仕事をしてるだけだし』
見て分かるでしょ、普通
べ「つか、スカート引っかかってパンツ見えてんだけど」
『は? えぇ?!』
後ろに手をやるとスカートが物に引っかかって捲れあがってた
べ「は、色気ねー下着」
こ、こいつ･･･
鼻で笑いやがった!!
頭真っ二つにしてやりたい!!
『五月蝿いなぁ!! どんな下着着てようとあんたには関係ないでしょ?!』
いちいち突っかかってきてムカつくな(怒
べ「これから俺の姫になんだから関係なくねーし?」
いつから雛は、お前の姫になったんだ!!
『あんたの頭逝ってるんじゃない? とゆーか逝ってるよね』
もうこの部屋はパス
他の部屋の掃除をしよう･･･
早くこんな部屋出よ(ドアに向かい
べ「待てよ」(腕を掴み
『ちょ、離して! 雛忙しいんだから!!』
べ「ベル」
『は、はぁ?』
べ「なんで名前で呼んでくんねーの?」
は? そんな事で引き止めた訳?
時間の無駄
『あんたの名前なんか呼びたくないからよ』
べ「呼べよ」
ちょ、顔近っ
近い近い近いっ!!!
『な、んで･･･呼ばなきゃいけないのよ てゆーか顔近･･･い』
こいつの息子蹴っていいかな??
べ「呼べって言ってんだろ 言わねーならこのままキスするけど?」
は…い…??
はぁ?!
こいつ頭おかしいの?!
何がキスだっつーの!!
『名前も呼ばないしキスもされないし』
ベルにむけてあっかんべーをした瞬間抱きしめられた
『?!!!! ちょ、離して!!』
べ「お前やっぱムカつく」
『ムカつくならこんな事すんな!!』
こいつまぢ意味分かんない!!
睨みつけてたらいきなりニヤニヤ笑いだした
べ「以外と慣れてねーんだな(ﾆﾔﾆﾔ」
『はぁ?!』
いったい何のことを話してるの??!
べ「顔真っ赤だぜ？」
わざとなのか知らないけど雛の耳元で囁いた
『っ!!////』
なんかゾクってする･･･
こいつ･･･殺る
思いっきり右足を振り上げベルの息子を蹴り上げた
べ「!!!!!!!!!?」
ホームラン
『さーて、次の部屋の掃除するか〜』
べ「て、てめぇ･･･」
はん、ざまぁみろ
床でうずくまるベルを部屋に残し違う部屋へ移動した