一冊目

□海で
1ページ/1ページ



俺は、佐々木雄介

俺は、今日彼女と初の海デートをする予定なのだ、


待ち合わせ時間前につくとそこには、彼女がいた。

「れなちゃん。」


手を振ると、あっちも気がついたのか、手を振り返してくれた。



「ごめん…まった?」


そう言うと、お決まりの
「大丈夫、全然待ってないよ。」

という返答が帰ってきた。


少し雑談をしながら海に向かうと海岸にいるたくさんの人々が見えた。


「ただでさえ暑いのにぃ〜。」

そう呟くと麗奈は、ふっと笑って俺の手を握って呟いた。

「可愛い子に目移りしないでよ。」

そう言われて俺は、笑った。



海につくと、俺は、ビーチパラソルを刺して麗奈は、その間に黒いビキニに着替えていた。

「ねぇ…似合ってる?」

そう聞かれて振り返ると俺は、顔が赤くなった。


白い肌に映える黒いビキニがあまりにも麗奈に似合いすぎて何も言えなくなった。


「やっぱり似合わないかなぁ?」

そう聞かれて、俺は、慌てて首を横に千切れんばかりに振った。


「似合ってる。」

そう言って抱きしめると嬉しそうに笑いあった。

無我夢中で二人で遊んでいたら気づけば、日も暮れていて人は、まばらだった。


「麗奈…後もう少しで日が暮れるからどうせ海にきたんだしさっきの所でHしない?」

そう言うと麗奈は、笑った


「帰れなくなるからやだ(笑)」


普通に拒否されて困ったけどならばと無防備な頬にキスをした。

えっと驚く麗奈に言ってやった。


「俺達の愛は、この海より大きいね(笑)」

麗奈は、笑ってそうだねと呟いた。


end

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ