◇咎狗の血◇
□お弁当
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「ねー ネコちゃん ケースケって奴も一緒で良いから一緒に食べよー」
「………」
グンジの提案を聞いて俺はケイスケの方を見た。
ケイスケは凄く心配そうな顔をしていた。
「…ちょっとケイスケに聞いてくる」
俺はそう言うとケイスケの方に行った。
ケイスケは帰って来る俺に「大丈夫?」と言って来た。
俺は「あぁ」と言ってグンジの案を言い聞いてみた。
ケイスケは震えながらも「良いよ」と言った。
…気を使わせたな…。今度ケイスケの欲しい物でもやろう。
俺はグンジの元に戻り、OKを言った。