BL小説


□日進一歩未満
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ただいま

って言って



スーツを当たり前のように脱いぐ



    「おいで」

って言われて何の疑いなく近付く



こんな事でドキドキしてしまうオレ



だってオレは恭介のことが大好きだから



「ごはん食べてきた?」



「うん」


「じゃあオレも食うよ」



「うん」




それは当たり前のように毎日繰り返される



オレ達だけの暗号








「んっ…恭介?」

「ん?」



「気持ちいい?」


「気持ちいいよ」



オレはただ恭介のアソコを愛撫する



「出すよ?無理してのまなくていいよ?」


「んっ…」


「っ…」

「んんっ」




「足跨いで?」




「っ…ふっ…」


今日は時間も遅いから声を我慢してみた



「なに我慢してんの?」



耳元で囁かれる恭介の声



「時間…遅いか…ら」



でも声を我慢するのに反比例して吐息は激しくなっていく



恭介のシャツを握る手に力が入る



「ぁっ…はっ…恭っ」



「挿れるよ?」


コクんと頷く





「あっ…うっ」



オレの中に恭介のが挿るのが解った



まだ少し痛くて
恭介の首に抱き着く



いつか馴れるんだろうか




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