BL小説
□弄りがい
1ページ/2ページ
「あっ…あぁ…んんんっ!!!」
「祥乃(よしの)…って誘い受け好きな」
ドロリと白い粘液をオレの後孔からこぼしながら
洋(ひろし)は自分の雄を抜く
よく言うよオレの手首1つにまとめて犯したくせに
今は力もまともに入らない
はぁ…いっつもこんなん
オレだってせめて洋の腰をぬかすくらいのことをしたい
「洋は何が怖い?」
「何突然…んと…な…クマ?」
「クマぁ?…あのガォーなクマ??」
「まずなんであんなに茶色??プーさん見てみろあんな黄色でほんわかしてハチミツ食べてんのに実際のは何だ蜂の巣食って蜂さんのお家をなくし…」
あれれコイツ止まらねぇ…
「分かった分かった…クマ怖いなっ…じゃあもし家に熊出たらどうする?」
「腰抜かすかな…」
なんですと…?!
「…そっか…」
よっしゃあぁあ!!!!!!
地球よ…熊を造ってくれてありがとう!!!!!!!!!!!
オレはその夜あいつが寝たことを確認して
インターネットで熊の着ぐるみを即購入した
それから数日後…それは届いた
あいつはあと20分ぐらいで帰るはずだ
オレはワクワクしながらその時を待った
ガチャガチャ
と音がしてドアが開いた
「ただい…」
「がぉおー…?」
「わーくまだーおっどろきーしばらなくちゃー」
あれ棒読み?縛らなくちゃ?
えっうそ待って待って待て
あいつはどんどんこっちに来る
「熊鍋って美味しいらしいね」
オレはあっという間に担がれてベットの上で俯せ状態で馬乗りになられた
「ふっ…ぉもい」
「最近の熊はしゃべるのか背中にはチャックもあんのか」
ヤバい…この声のトーン
「ごめんなさい…ってひろっ」
「あれ?祥乃?」
わざとらしい…
「っ…熊怖いって…」
「熊嫌いなの…祥乃が熊なら祥乃のこと嫌いになっちゃうかもね」
耳元で呟かれる洋の言葉に涙腺が崩れる
「…っ…やだぁ…ごめん…」
*
「赦さないって言ったら?」
あー可愛いなぁそんなんで泣いて虐めたくなるよね
「ごめ…んなさっ…い」
布団に顔を突っ込んで泣きじゃくる祥乃やっぱり誘い受けだなこのまま犯しちゃいたい
色白いし色っぽいなこの体勢
祥乃の顎の下に手を置いて
上を向かせた
「この体勢苦しい?」
ふるふると横に首を振る
「犯しちゃっていい?」
「やだ…捨てるの…嫌い…にならなっ…いで」
文脈おかしい…
「犯しちゃうよ?」
「…ごめ…」
「犯すね」