main ー黒バスー
□キセキ赤 1
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帝光中学校文化祭は一年に2回ある
1回目は新学期が始まって少したったころ、一年歓迎+クラス替えして、新たな友人との仲を深めるためのもの
2回目は9月ごろに行う、部活動ごとに競うためのもの
そして、1ヶ月先にその文化祭第二回目が迫っているのだ...
「と、いうことで、バスケ部はどうしようか」
「赤司っち、今誰に向かって話してたんスか?」
「ふふ、読者の方々だよ」
「読者の方々?んー、よくわかんないッスけどわかったッス!」
「涼太は物分りがいいね、それでバスケ部の出し物は何がいい?」
「はい!」
「ん、珍しいね、テツヤが意見するなんて」
「赤司くんの女装喫茶がいいです!」
「オレの女装喫茶ってどういうこと?オレしか働いてないの?何それ凄い疲れる」
「あ、そうですよね、赤司くんだけは辛いですよね、じゃぁ黄瀬くんも入れますので!」
「ごめん、そういう問題じゃないんだ」
「つか勝手に俺を入れないでほしいッス!」
「じゃ、じゃぁ赤司くんの写真展はどうですか!?」
「オレの写真しかない展覧会なんて誰もこないと思うよ?というか、飾る写真どうするの?」
「あ、それは僕の赤司くん秘蔵写真を飾るのでもんだいありません!」
「よしテツヤ、今すぐその写真全部よこせ、すべて燃やす」
「そ、そんな!あれがなければ僕はこれから何をオカズにすればいいんですか!?」
「知らないよ!!」
「赤司、いちいち黒子を相手にしていたら話が進まん」
「それもそうだね...、よし!次の意見を聞こう!」
「はいはーい!」
「涼太か、」
「俺は女装喫茶喫茶がいいッス!あ、でも、紫原っちとか、青峰っちとかは着れないと思うので、メイドさん3人と、執事さん3人、みたいな感じにすればいいと思うッス!」
「うーん...、ダメとは言わないけど、メイド服着るのはテツヤと涼太と真太郎だよ?」
「え!?」
「オレが着るとでも?」
「う、そうッスね...」
「他にいるか?」
「俺が言おう」
「真太郎か、期待できそうだな」
「俺は赤司の今までの成長過程がみたいのだよ!」
「勝手な願望か!というか、見せないよ!?」
「む、残念だ...」
「はぁ...、真太郎だから少しは期待してたのに...」
「はーい」
「敦...」
「え、何その顔ー!大丈夫だよー、ちゃんとした意見だから!」
「そ、そうか」
「んとね、赤ちんの好きなお菓子を並べて皆で食べる!」
「もう人間なんか信用できるか...!」
「えー!なんでー!今までで一番普通じゃーん!」
「はぁ、普通ではあるが、それは誰得だ?」
「おれとくー!」
「だろうな、」
「だめかー...」
「まったく、皆まともな意見を言ってくださいよ!」
「お前に言われたくないのだよ!」
「緑間くん酷いですね...」
「はぁ、残るは大輝か...」
「んー?俺も意見言わなきゃなんねぇの?」
「まぁ、皆一応!言ったしな」
「一応...」
「僕はちゃんとした意見です」
「あー、俺は黄瀬の意見でいいと思うぜ?」
「さすが青峰っち!」
「まぁ、一番まともな意見ではあるが...」
「んで、着る服はバスケで決める!」
「バスケ、か」
「そ、3on3で、負けたチームがメイド服、勝ったチームが執事服、ってわけ」
「大輝にしては良い意見だな」
「褒めてんのかけなしてんのか?」
「褒めてけなしてるんだ」
「あっそ、」
「じゃぁ早速やるッスよ!」
「チームどうする?」
「クジでいいんじゃね?」
「あみだがいいッス!」
「いや別に何でいいけど」
「俺つくっていいッスか!?」
「お、おお」
「涼太はあみだにこだわりがあるんだね」
「変な奴だな」
「ふふ、かわいいじゃないか」
「お前のがかわいいぜ」
「だ、大輝に言われると恥ずかしいな//」
「ん、そうか?」
「滅多に言わないから」
「まぁ、そんないっぱい言っててもどうしようも無いからな」
「テツヤに見習ってもらいたいよ」
「はは、」
「できたッスよ!」
「おー、きたきた、って!線多いな!!」
「え、そうッスか?俺の家では少ない方ッスよ?」
「お前ん家はあみだになんのこだわりあるんだよ!?」
「これは、結果がでるのに時間がかかりそうだな」
「俺に任せれば一分で終わるッスよ!」
「何なんだよお前は!?」
「シャララ☆」
「うぜ!黄瀬うぜ!」
「いくッスよ!シャララ☆」
ー1分後ー
「シャララ☆終わったッスよ!」
「何なのお前、いちいちシャララ☆って言わなきゃダメなの?死ねよ」
「青峰っちは酷いッスねー!シャララ☆」
「うん、もぉいいや、」
「では、結果発表するッスよ!」
「わーわー!」
「ドンドン」
「パフパフ」
「盛り上げ乙」
「まず、赤司っちと俺と緑間っちです!んで、黒子っちと紫原っちと青峰っちのチームッス!」
「何で僕と赤司くんが同じチームじゃないんですか」
「それは運ッスよ」
「俺も赤ちんと同じチームがよかったー!」
「まぁ、良く考えれば、勝てば赤司の女装が見れるし、自分らは女装しなくてすむぜ」
「あ、そっかー!」
「青峰くん、今日はなんか凄いですね」
「今日は、は余計だ」
「よし、赤ちんには悪いけど勝たせてもらうよー!」
「ふ、オレに勝てるとでも?」
「こっちには光と影がいるもーん!」
「こっちには...、................俺がいる!」
「俺もいるッス!」
「俺もいるのだよ!」
「え、だって相手は光と影だよ?しかも敦もいる、強敵だよ」
「う、で、でも赤司っちを負かすなんてことしないッスから!」
「当たり前だよ」
「じゃぁ試合は明日でいいかな?」
「おお!」
「あ、沢山ギャラリーいれましょうよ!前夜祭ならぬ1ヶ月前祭ッス!」
「ゴロ悪すぎだろ」
「ふふ、でも面白そうだね」
「俺、いっぱい連れてくるッスよ!」
「黄瀬くんがやると全員女のコになりそうですね」
「じゃあ男は大輝に頼むか」
「任せとけ!」
「じゃぁこれで解散だ」
「「「「「お疲れ様でしたー!!」」」」」