永遠に

□キスの定義
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 へのキス、それは


 希「すみません、アラタ、手伝ってもらって」

 アラタ「これ位、対した事ないよ」


 にっこりと笑いかけると安心したように表情を緩める


 希「第一資料室っと、ここか」


 器用に鍵を開けたナイトちゃんの後に続いて、少し、埃を被っている机に持っていた資料を置く


 希「本当に助かりました、ありがとうございます」

 アラタ「どういたしまして」


 そっと髪を撫でると照れくさそうに笑う

 今までだったら、見れなかった表情に愛おしさを感じる(勿論、天ちゃんが感じるものとは違うよ)


 アラタ「それじゃ、これは手伝ったご褒美ね」

 希「え?」


 屈みこむと額に口付けを落とした


 希「アラタ」

 アラタ「天ちゃんには内緒だよ?」


 人差し指を唇に添えながら微笑むと驚いたように見開いていた瞳を細めた


 希「わかりました、天には内緒ですね」


 親愛のキス
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