Es liebt die ganze Zeit
□専科2年
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気づいたら目の前には泣きそうな顔をしている岬がいた
七海「ぁ、れ?ゎたし」
いつの間に自分の部屋に戻ったんだろう
泉水兄の遺体を見てからの記憶がない
岬「何かあったんですね?」
七海「岬」
岬「それはいつか、俺も知る事ができますか?」
生徒に何も知らせないわけにはいかない、だから、多分、一兄から知らされるだろう
そう思って、頷くと胸に頭を押しつけられる
岬「なら、今は泣いて下さい、俺が傍にいますから」
七海「っっっ」
暖かい体温に包まれながら、私は泉水兄が亡くなってから初めて、涙を流した