Es liebt die ganze Zeit
□高等部3年
3ページ/13ページ
紅く染まった頬に指を滑らせると肩を震わせて、身体を竦める
岬「(自分から触る時は平気そうなのに)」
俺が触れると一気にうろたえて、目をぎゅうって瞑る仕草を愛おしく感じて
後輩の時だと見れなかった表情を守りたいと思った
七海「え!?あ、の・・岬?」
腕の中で小さく暴れる先輩を抱きしめる力を強める
岬「無事でよかったです」
七海「ごめん、心配かけて」
岬「謝らないで下さい、帰ってきてくれたらそれでいいですから」
七海「・・・ありがと」
背中に手が回されたのを感じて、肩に額をつける
昔から俺を包み込んでくれた温もりを噛み締めるように