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□尾行開始!
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ショウ「ふっ…今日は長くなりそうだな!リョウガ、例のブツは?」
リョウガ「ちゃんと用意してあるよ!」
例のブツとは何か!?
危ない匂いというか変な匂いしか感じられない…←
リョウガ「はいっアンパン!」
ショウ「ありがとな!…って多っ!!」
変な匂いはアンパンからでした☆
ショウの言う通り、リョウガの手には大量のアンパンが入ったコンビニ袋があった
ショウ「なんでこんなに買ってきた!?というか、よくもこんな量のアンパンがコンビニにあったな!?」
リョウガ「うん、色んなトコのコンビニから買ってきたよ!」
ショウ「…そうか」
もう文句も言えない程の呆れ具合
そんなショウに対してリョウガは褒めて褒めてと言わんばかりの輝いている顔
もうどこからツッコめばいいのやら←
尾行といっても何日間に及ぶかも分からない
これから大丈夫か?と少しばかり不安になったショウの目に飛び込んできたもの
それは――――――
賞味期限が今日のアンパン、しかも袋に入っているアンパンほとんどの賞味期限が今日
ショウ「!?おまっ、リョウガ!これほとんど賞味期限が今日じゃねーか!!どうしろっつーんだ!!」
リョウガ「あーだからコンビニの店員さんに変な目で見られてたのかー」
ショウ「おまっ、そういう問題じゃねーよ!この大量のアンパンどうするんだよ!!」
リョウガ「大丈夫!残ったら全部僕が食べるから!それに、賞味期限なんて一つの目安でしかないんだから〜気にしない、気にしなーい♪」
ショウ「ホントに全部食べるんだな?」
リョウガ「うん!」
半信半疑なショウだったが数時間後残ったアンパンを見事に完食したリョウガを見て何も言えなくなるのだった(笑)
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