SHORT DREAM
□ハル
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~ジョンヒョン~
アリーナツアーも終わり、1日オフになった。
今日は久しぶりに買い物でも行くか。
財布とケータイをポケットに突っ込み街にくりだす。
平日だと言うこともあってショッピングセンターは幾分空いていた
ウィンドウショッピングをしているとひとつのブレスレットが目に留まった
店内はがらがら
ブレスレットを手に取りカウンターに持っていく。
ベルを鳴らすと店の奥から店員が出てきた。
俺は目を見張った
出てきた女性は凛としていて黒髪がとても綺麗だった
「名前を彫ることが出来ますがどうしますか?」
『お願いします。』
「では、こちらにご記入ください」
『お名前聞いていいですか?』
「え?」
『このブレスレットプレゼントします。』
そう言って代金だけ置いて急いで店を出てきた。
俺は一体なにやってんだよ…
自分でも自分の行動が理解出来なくて苦笑いした。
店員さんも驚いた顔してたよな。