短編集

□ある日の電車
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〜黒子side〜

「んっ…あぁっ、やめて、ください。」

それはある日の電車の中の話だった。いつも通り帝光中学校に通おうとしていた。しかし普段とは違ったことがあった。それは不自然にお尻に当たる手の感触。始めはまぁいいか…とほっておいたがそれが仇となったのだろう。痴漢行為はヒートアップしていった。今ではズボンも下着も脱がされ、直で自分自身を触られている。

(あと、5駅…!)

その時、聞き慣れた声がした。

「何やってるんスか。」

それは…同じ帝光中学校に通う、チームメイトの黄瀬涼太くんだった。
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