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□雲×雪♂
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「会長、どうですか?」
「ええ、これでいいです」
「そうですか。よかったぁ」
刹那のOKの声に雲仙は安堵の息を漏らす。
今月の予算案の予算金額の計算をしていたのだ。
「お疲れ様です雲仙君。もう上がっていいですよ」
「会長は…?」
「僕はもう少し…」
刹那が目をやる方に目線を向けると、書類らしきもの。
何故会長だけこんなに多いのだろうか?雲仙が見ると…。
「これ、雨宮が担当のじゃないですか」
「雨宮君がやってくれないので」
自分でやります。などと言う人をおいて帰れる人がいるだろうか?
雲仙は溜め息をついて言った。
「手伝います」
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