BL

□霧×雪♂
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「かーいちょ♪」

いつものように、刹那に雨宮が抱きつく。
それをいつものように霧島が剥がした。

「何回も言わせないでったら…」

しかも今日は特に機嫌が悪いらしく、荒々しく剥がした。

「霧島ー、どうしたんだよ?」

「別にいつも通りでしょ。雨宮さんもさっさと仕事してよね」

そう言って、不機嫌そのままに生徒会室を出ていってしまった。

「俺、今日いつも以上に会長にくっついてた?」

「…いえ、いつも通りでした」

そんな三人を見て、雲仙が静かに溜め息を吐いていた。




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