*ダンガンロンパ(1、2両方)*
□悪縁契り深し
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『嘘…だろ…!なんで俺は死んだことになってるんだよ!
お前は、なんでこんなこと…何がしたいんだ!?』
混乱する俺を無視して江ノ島は話を続ける
待て、俺はこれからどうすればいい…?下手に逆らったら殺されるしかないよな…本当に何がしたいんだ?
「ちなみに、学級裁判は開いたからね!要を意識不明にした奴は…オシオキしたから!」
『な、何でそんなこと…!!』
「なんでって…決まってんじゃん!私の大好きな要を殴ったんだもん
…許せるわけありませんから」
『だ…?』
「きゃー!言っちゃった!」
『何を…?』
「だから、あんたが好きだってこと!」
『…俺を監禁でもするつもりか?』
「うーん、逃げるならってとこ?」
つまり…俺の態度次第では殺されないということが、だがどうなんだ?
俺はこのまま江ノ島のところにいて、あいつらの殺し合いは続いて行って…それは裏切りに値するんじゃないのか?
『…俺と引き換えに殺し合いをやめさせてくれないか』
「いくら大好きな要の頼みでも、それは無理かなあ!」
『…くそ』
「で、どうすんの?逃げ出そうとして私に監禁されるか…私とラブラブ生活を送るか!」
『…』
口ぶりからして…拒否権がないのは明らかだろうな
それなら、少しでも長く生き延びて多くの情報を得るのが吉か…?
『…分かった』
「やった!それじゃあ決まりね!」
こうして…俺と江ノ島の…狂った生活が始まった
そして、一つでも多くの情報をさり気なく聞き出す…一人だけの作戦、開始だ