*ダンガンロンパ(1、2両方)*
□悪縁契り深し
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『っ…』
目が覚めると…そこは全く知らない部屋だった
頭がズキズキと傷んで、まだ少し記憶がはっきりしない…俺は死んだんじゃなかったのか?
それよりもここは…希望ヶ峰学園じゃないのか?
周りの様子を探っていたら、もう絶対に出会えないと思っていた奴に…出会えた
「あっ!要!起きた?」
『江ノ島!?お前、何で…』
「何でって?」
『お前は…あの槍で、くし…串刺しに…』
「酷いです、勝手に殺さないでください」
『何で…俺も生きて…!?』
「だってあんたもともと死んでなんかないもん」
『は?』
「意識不明ってとこね、手当したけど!あんたと…あたしも、もともと死んでなんてないの!
ああ、でも皆には要が死んだってことになってるからね」
『死んだことって!まさか、お前…なのか?モノクマの正体って…』
まさかあの状況で生きているとは思わなかったし、江ノ島も生きていてくれてよかったと本当に思った
だが、状況があまりにも不自然すぎる…だが江ノ島が黒幕だって!?そんなこと有り得るのか?
頼むから…黒幕であってくれないでくれ…
俺のそんな希望を打ち砕くかのように、あいつは笑顔で…心底嬉しそうに叫んだ
「ピーンポーン!!大正解!皆を希望ヶ峰学園に閉じ込めて、コロシアイを強要させたのは僕モノクマこと…江ノ島盾子ちゃんでしたー!!」