*ダンガンロンパ(1、2両方)*
□鵜の目鷹の目
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『からかってなんかいないが』
「でも、俺は男だぞ!?」
『分かっている、気持ち悪いと思うかもしれないが俺は本気だ』
「…えっと」
『今すぐにとは言わないが、答えを出して欲しい』
まあ、断られるだろうな
創が今まで本気だと思っていなかったのも驚きだが
「俺は…恋とか、まだよく分からない…女心とか絶対にわからないからな
男同士ならなおさらだ、全然分からないことだらけだ」
『…だよな、俺も分からない』
「だけど、分からないってだけでお前のことは嫌いじゃないんだよ
変態だけど本音をしっかりぶつけてきてくれるからな」
『…え?』
「だから、とりあえず保留でも…いいか?お前とのこと…向き合ってみたいからさ」
『…!!』
「えっ、ちょっ…うわっ!!」
まさかこんなことを言われるとは思っていなく、思わず創を思いっきり抱きしめた
なんだこの人、可愛いだけじゃなくて男前とかっ…
「ほ、保留って言っただろ!」
『あ…ごめん、なんか嬉しくって』
「まだ付き合うって決めたわけじゃないからな!」
『ああ、分かった分かった!お友達からって奴だろ?』
「え、いや…まあ」
『さて、みんな待ってるからな!レストラン行くか!』
「うわっ!引っ張るな!!」
【鵜の目鷹の目】
(彼を探して一生懸命、周りなんて見えてない)
(彼に見えているのは彼の存在だけなのです)
→あとがき