*ダンガンロンパ(1、2両方)*
□鵜の目鷹の目
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『…』
「…」
少しの沈黙、なんて話を切り出そうか迷っているみたいで少しもぞもぞとしている
創のそうやって必死に気を使おうとすることろ、見ていて飽きないんだよなあ…
『創、ネクタイ曲がってる』
「えっ、本当か?」
『ああ…少し動かないで、直すから』
「あ、ありがとう」
『…欲しいな、このネクタイ』
「同じデザインの奴、普通に売っていると思うぞ?」
『違う、創の身につけたものが欲しい…全部』
「…え?」
『衣服でも、普段使ってるものでもいい!なんなら食いかけの食べ物でも構わん』
「だから、そういうことをなんで真顔で言うんだよ!」
『創が好きだからだ』
「え!?あ…えっと」
『俺は本気だぞ?』
そういうと創は少し驚いた顔をしたあと、少し暗い顔をした
今までの必死に作り笑いを出そうとしたドン引き顔ではなく、どこか考えているような真剣な顔つきだった
「…からかって…いるのか?」