*ダンガンロンパ(1、2両方)*

□走れば躓く
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あの告白をしてから一ヶ月、といってもあんまり変わりはない
ひとつ変わったといえば…


『創!!』

「わっ、くっつくな!!」


俺が抱きついたりすると顔を赤くして反応をしてくれるようになったことだろうか
…可愛い、凄く


「やあやあ二人共!いい朝だねえ!」

「花村っ…」

『まあ、創がいるからな』

「ちなみに、その抱きついている二人の間に僕が入っても?」

『ダメに決まってるだろ』

「即答だな…」

『貴様なんぞに創は渡さん』

「僕は君でも構わないよ!」

『俺は創のものだっ!!』

「おい!」


七海に聞いたが…花村がこの前創に料理を振舞ったとき、何か変な薬を盛られたとかなんとか…
狛枝が危ないと思っていたが、一番危険なのはおそらく花村だ…


「んだよ、相変わらずデレデレだな」

「九頭龍!」

『よお』

「おう、花村もいんのか…何してんだ?」

「愛について語り合っていたんだよ!!」

「違うだろ!」

『…九頭龍なら警戒する必要ないかな』

「…はあ?」

『九頭龍や左右田はそういうタイプじゃないからな』

「うん、そうだね!」

「…日向、俺は喜ぶべきなのか?それとも怒るべきか?」

「…五分五分だな」

『…あ』

「どうした?」

『創、少しマーケットについてきてくれないか?』

「え?ああ…いいけど」


そうだ、頼まれていたことをすっかり忘れていた
七海からゲームの本体とってくるように言われてたっけ…
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