黒子のバスケ
□花守りとの出会い
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花宮を見に来る者を残酷な殺し方をしていた俺はいつしか【悪童】と呼ばれるようになった。
花守りは普通、守るべき場所を人間と一緒に守る。互いを信じあって、守る。
だが、俺の場合は人間を洗脳で操り使っていただけ。
黒と出会うまでは・・・
黒と出会ってからなれるべく殺さないようにした。血の匂いがすると嫌がるから。
「なぜそれ程の力があるのに、弱い人間を守るのか?」
と聞いたら黒は笑いながら、
「僕も弱い人間ですよ。それに命を奪うより救う方がいいじゃないですか。だから、手伝ってください。」
と手を差し伸ばしてきた黒の姿が忘れることができない。
なのに、人間は!!
ザッシュ
人「ひっ⁉助けてください。」
スッー
花「ここがどこだかわかってるのか、人間?」
本当は死ぬほど殺したい。
人「どどどど、どうか命だけは⁉」
花「殺さねえよ・・・
人(ホッ)
スッパ
とでも思ったかバァカ!」
人「ぎゃあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉」
花「早く、逃げねえともう片っ方の腕も跳ぶかもな。」
片手を抑えながらすごい勢いで逃げて行く人間を見ながら、1人花守りは目を抑えながらつふやく
花「ちっ、悪童も落ちぶれたものだ。まだなのか、黒・・・」