libretto

□love is…
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「坊ちゃん、お茶に致しましょう」
「あぁ…。また猫とじゃれてきたのか」
「…いえ?本日はまだ彼女にお会いしておりませんが」
「…そうか。いやに穏やかな表情をしていたものだからな」
「おそらくそれは…」
ここにある僕の気持ちを
ずっと大切にしていたいよ
体中で感じた答えは
手を繋ぎこの道を歩くこと
探してたずっと前から
終わることのない愛の形

「こうして以前の契約内容を終えて悪魔になっても、お前は僕の執事であり続ける」
「えぇ、あの時の貴方の命令に、私はイエスと答えたのですから」
君がくれた言葉の意味さえ
上手くわからずに 傷つけたけど
こんなにも誰かを愛しく思えること
何よりも誇りに思うから
君を支えたい いつも君の側で
愛はいつでもこの胸の奥で

「お庭の白薔薇も、綺麗に咲いておりますよ。たまにはご覧になられてはいかがですか」
「そうだな…籠もりきりというのも身体に毒か」
「お供致します。杖をお持ち致しましょう」
「ただ庭に行くだけだぞ」
「それでも。行き着く場所がどのような場所でも、私は貴方と…」
描いてた幸せの花
いつか咲かせたい君と二人
ここに居るよ いつも側に居てよ

辛い時は君の杖になろう
同じ歩幅で二人で生きてゆこうよ
「日差しが強いな」
「人間界の季節の移り変わりは早いものですね」
「何度目の夏だ…」
「確か…」
過ぎてく季節を確かめ合って
涙の数だけ 君を照らせるように
未来はいつも この空の下で
「坊ちゃん、まだ私は、貴方にお伝えしていないことが」
「なんだ…」

Love is... because
気づけばいつのまにか
近くに感じていた
Love is... believe
忘れないさ いつの日も
心に愛を届けよう
Love is… for good
こんなに優しくなれたのは
君がいたから
Love is… for all
その笑顔が見たいから
このまま側に居させて
Love is... because
気づけばいつのまにか
近くに感じていた
Love is... believe
忘れないさ いつの日も
心に愛を届けよう

『ずっと愛していました…そして、これからも…』
『…知っている』

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