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□夢でも一緒
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俺は今、仕事の合間に新八と逢引中。
なのだけれども・・・。



「新八?・・・ねぇ!・・・新八!」


「あ?あっ!おう、どぉした?」



さっきからずっとこんな感じ。
一緒にいるのに、なんだか上の空っていうか・・。
それにあんまり目を合わせてくれない。
俺、何かしたのかな・・・。



「俺といても楽しくねぇんじゃねぇの・・?」



俯いて言うと、新八が慌てて弁解するように言った。



「いやっ、そんなことねぇ!そうじゃなくてっ!・・・・」


「?」



弁解する言葉は途中で途切れ、新八は顔を少し赤くして
俺の顔から目を逸らした。



「はぁ・・・もういいよ。俺、仕事戻るから」


「あっ凌!」


「新八も、巡察とか・・気をつけてな」


「おいっ!」



呼びとめる新八に背を向け、店に戻る。
最後、チラっと後ろを向くと
困った顔をしてガシガシと頭をかく新八が見えた。








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