main
□にゃん小話-七夕-
2ページ/5ページ
跡部家へ着くと、すでに他のメンバーも集まっていた。
「あっ!ゆーしおっせぇぞ!」
「そうか?時間通りやん」
「あ!飛んでミソミソ!」
「なっ!俺は向日岳人だっ!ミソは1回だしっ」
「えー・・・ごめんミソ!」
「〜〜っこの!凌!」
「おめぇら、いい加減中に入りやがれっ!」
凌と向日が玄関付近でじゃれていると、
そこに家の主がやってきた。
向日に怒鳴られ、忍足の背中に隠れていた凌は無事だったが
向日は跡部にゲンコツをくらっていた。
「ってぇ・・・クソクソっ」
そんな向日を置いて、みんなで大広間へと向かった。
その大広間の縁側からは、綺麗な月が見え
庭には大きな笹まで用意されていた。