ディアラバ夢小説

□愛着末路
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なぁ...お前は誰を見てるんだ?
お前は俺だけを見てればいい。
さやかは俺の所有物だ...


「さやかさん。貴方はどうしてこんな成績になったんですか!
当初は私には及びませんが、それなりの成績だったじゃないですか!」

まただ。アイツが俺の物を壊そうとする。
俺の物を奪って、それで優越感に浸る。
いままで、ずっとそうだ。
でも、コレだけは...コイツだけは渡さない。


「ごめんなさい...
最近貧血気味で学校でも保健室ばっかりだし...
授業についていけなくて...」


「言い訳は結構です。見苦しい。そんな穀潰しと戯れあっているからこうなるのです。」

言いたい事だけ吐き捨ててレイジはリビングから出て行った。

アイツは特になにもしない。
小言を並べてさやかの心を傷つけるだけだ。
それもまた不愉快だ。
さやかを傷つけていいのは俺だけだ。

心も身体も...何もかもを傷つけて、壊して、犯して、汚すことを俺以外がする事は許さない。


どんな面倒ごとでも、さやかを俺以外が干渉するなんて許せない。


「おい、さやか」


「なに?シュウ?」
あぁ...さっきまで文句を言われていても俺に話しかければ遊んでもらえる子犬みたいに期待した表情をする。

やっぱり最高だ。
そんな期待した表情をめちゃくちゃにしてやりたい...

「なにレイジに怒られてんの?
あんたさ構ってもらえれば誰でもいいんだね。」


「え...そんな事ないよ...
それに構ってなんて...」

俺の発言にとまどい言葉をつまらせる。
その表情たまんないな。

もっと困惑しろ。もっとその悲しそうな表情で俺を楽しませてくれよ。

俺はソファーから腰をあげさやかの手を無理矢理ひっぱって自室へと連れ込んだ。

突然の行動に、ついてくるので精一杯の様子だ。

ここからが本番だろ?
なぁ...もっと俺に翻弄されろよ。


乱暴に扉を開けて、さやかが部屋に入ったのを確認するとまた乱暴に扉をしめた。

そしてさやかを突き飛ばした床に転ばせた。
床に這い蹲る様子は滑稽で物凄くたまらなかった。

「痛たたた...」

もう怠惰な感情なんて消えていた。
俺の中にあるのは禍々しいくらいに溢れ出してきた嗜虐感と性欲だった。
自分が吸血鬼なんて事忘れて血よりも...さやかをめゃくちゃにしたい。
そんな感情しかなかった。

這い蹲るさやかの手を思いっきり靴で踏みつける。
そしたら、愛しい声で「やめて」という。
そんな言葉が聞きたくて、俺はこうしてるんだ。むしろ逆効果だな。

「なぁ踏まれるの嫌なのか?なんで?こういうのがさやかの希望なんだろ?いつも痛いの喜ぶだろ?そうやって自分の気持ちに嘘吐くのやめたら?」

俺はさやかの手を踏んでいた足を退かして、スカートの奥に足を足を滑り込ませた。
洋式な逆巻家では室内でも基本的に靴だ。
靴のまま下着の上からとはいえ陰部をこすりつけるのは痛いだろう。

でも、ほら、そのうち、いやらしい水音と愛しい喘ぎ声で俺を満たしてくれるんだよな?

ほら、はやく啼けよ...


陰部を靴のまま擦りつけて、数分後にはさやかは息が上がり初めていた。

「俺は別に拘束なんてしてないんだぜ
逃げたければ逃げられるのに逃げないのはさやかだ。
さやかもこういうのを望んでるんだろ?
どうなんだ?」

あぁ?と少し問いかけながら足を少し強くしてもみる。

そうすると声がだんだん大きくなっていく。

「シュウ...さわってよ」

「なんで俺がさやかに命令されなきゃいけない訳?あんたが俺に懇願しろよ。そしたらもう少し気持ちよくしてやるよ」


「き...気持ちよ、くして...ください」



上から見下ろしていたが、さやかの陰部を弄る足を退けた。銀色に輝く粘膜のような愛液が少し糸をひいた。
そして、さやかの顔が良く見れるようにしゃがみこみ問いかけた。


「いいぜぇ...どうして欲しい?」


その後はさやかの言う通りに触って、噛んで、吸って、舐めて、浅ましい行為を繰り返していた。


そして、限界になったさやかがイった。
その数秒後に中に入っていた俺もイった。


いつもなら、ここで終了だった。
ダルさで俺もさやかも寝てしまう。

だが、俺はこれくらいじゃ足りなかった。
性欲がじゃない、嗜虐感がだ...


「なぁ...快楽だけで終わるなんて思ってないだろうな?俺はまだお前を虐め足りない。
なぁお前は俺が好きなんだろ?
だったら俺に命を捧げろよ。なにもかも捧げられるんだろ?」


そう言ってさやかの言葉も待たずにナイフを右手に突き刺した。
あぁ...痛そうに悲鳴をあげてる。
不思議そうな顔で俺を見つめて、苦痛に歪んだ顔...

右手から滴る鮮血を少し舐める。やっぱりうまい。痛みと恐怖がスパイスになってる。

「さやかは傷つける度にうまくなる。
もっと最高のを俺によこせよ。
俺だけの物なんだろ?お前はさ...」



気づいた時に俺の隣にあったのは数十箇所、あるいは数百箇所にも及ぶ切り刻まれたような傷跡。
息をしてない愛しい人。
「おい...死んだのか?まぁいい...俺も眠くなってきた...昨日は少し動きすぎた...怠い...」

そうやって目をつぶってさやかの上に折り重なるようにして眠った。

あぁ...幸せだ。
ただ静かに愛しい人と眠る時間は最高だ。

喋らなくても、動かなくても、息をしてなくても...
さやかが俺の傍にいればそれでいい...

「さやかアイシテル
もう...ずっと一緒だな...」

そう呟いて、また深い眠りにつく。
それを毎日繰り返す。

まったく飽きないから不思議だ。
ただ一緒に眠るだけ。
そんな事だけで幸せだ。

あぁ...これが人を愛するって事なんだな?
さやか...教えてくれてありがとう。


END
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