頂き・捧げ作品群
□君の視線を独占したい
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尊敬サイト様『夢の抜け殻 』より、頂いた拍手文です。
経緯【ネタ提供⇨拍手文として書いてくれた⇨貰っていいよサイン出た⇨今】(意味不明だよね、分かります)
『君の視線を独占したい』
ヨシュネク
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思考回路は女々しくて
気が付くと、君の事ばっかり想ってる。
痛い程、ただ純粋に。
僕にとって、君は親友で
誰よりも大切な人で、特別な人なんだ。
「ヨシュアと居るの、落ち着くー…」
小さく呟いた後、ネク君は笑った。
その笑顔に何度 ときめいたんだろう。
また胸の奥が きゅん、と高鳴った。
「気を使わない関係って、楽だ…」
「今日のネク君は随分とデレるね…?」
「え?いつもと同じだろ」
君はいつだって僕に対して かなり無防備。
深く考えて言った台詞じゃないって事は
わかってるのに、でも嬉しいんだ…
ネク君の 僕に対するその"無防備さ"は、
信頼の証、なのかな。
ふと、目の前のネク君に視線を戻すと
どこか遠くを見つめていた。
その表情は憂いを帯びている。
何か考え事をしてるみたいにも見えた。
(また…か、)
何で悩んでるのかは知っている。
だから
あえて深く立ち入らない。
聞かない。
「──どうかした…?」
「…ボーッとしてただけ、…ふぅ…」
「あ、ため息つくと 幸せ逃げちゃうよ〜?」
「…いいよ、逃げたって」
そう言った君の目線は窓の外で
薄い水色な空の一点を ただ見つめていた。
視線の先に 僕はいない。
君の瞳に映ってるのは きっと 違う人。
ネク君がため息をつくのは
僕と同じ"報われない恋"をしてるからだ。
灯台もと暗し
この想いは見つかりはしない。
届かない。
でもね、"君の親友"ってポジションも
なかなか嫌いじゃないんだよ。
ネク君の恋が叶えばいいな。
幸せで、笑顔で居てくれるなら本望だ。
大好きな人の幸せを願う。
──それが、僕が選んだ最善の選択。
これ以上は望まないさ。
"君と過ごせる幸せ"だけで、僕の世界は廻るんだから。
でも一つだけ、
叶って欲しい事がある。
「ネク君、何か奢ろうか?」
「えぇ?何だよ急に…」
「気分だよ気分。…嫌なら別にいいけど」
僕といる時くらい、よそ見しないで。
僕の事だけを考えて。
笑顔でいてよ。
「全然 嫌じゃないっ!寧ろ嬉しい!!
やったー…幸せ舞い込んで来ちゃった!」
「君の幸せって…随分と安いね……
まあ、いっか。ジュースでいいかい?」
「ああ!」
悩みとか、辛い気持ちとか、
一緒にいる時だけでも忘れさせたい。
ため息だけは、つかせたくないんだ……
君の視線を独占したい
(そう思うのは
出過ぎた我が儘だろうか…?)
end
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誰か←ネク←ヨシュア の図。
親友をジュースで釣った問題作(?)
珍しく純粋なコンポーザー
サイトで目指してたヨシュアの本来あるべき姿でもある←
現実、管理人のせいで彼はひねくれました
リク→ ヨシュネク >> 一方通行
ネタの提供は 柘榴様 より♪
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感想
可愛い文を貰い、僕は幸せです。
カーワーイーイーVv
ヨシュ様可愛いよ!ネッ君のデレっぷり可愛いよ!
素晴らしき文をありがとうございますm(_ _)m