12/28の日記

21:05
いつも日記を読んでくれてありがとうございます!
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「あれ?律っちゃん律っちゃん」

木佐さんにちょいちょいと手招きされた。


「なんですか?」

尋ねると躊躇いがちに伝えられた。
ズボンに穴が開いてると。

「!!!??えっ、えっ!?」

「ホントホント。大丈夫まだ誰も気付いてないと思うから。替えのズボン…ある?」

「な…無いです…」

恥ずかしくて死んでしまいたい…。

「うわー、今から買いに行くにしてもそれじゃあね…」

仕方無いからサファイア文庫の子に裁縫道具を借りてきてくれた。

「あ、ありがとうございます」

「うん、早くトイレ行って縫ってきな」

「はい!!」

お尻を気にしながら走ってトイレにいく。










「うわあ…本当に破けてる…」

ズボンを脱いでみると結構でかい穴だった。
なんで気付かなかったんだろう…恥ずかしい。


裁縫なんて高校以来だったから(けっして家事が苦手だからとかじゃない)悪戦苦闘していると足音が聞こえてきた。


コツコツコツ

この足音聞き覚えが……いや、気のせいか。


予想通り足音はトイレに入ってきた。
誰かがトイレに入ってすぐにその人携帯に電話が掛かってくる。

「チッ……あ、俺だ。なんだ?」


その声は…高野さん!?
驚きのあまり膝に乗せていた裁縫道具が床に落ちる。

「…いや、なんでもない。ああ、後で掛け直す。わかってるよ、ちゃんと掛け直すって。横澤」

その音に気付いた高野さんが電話切った。
なんだよ…人に聞かれちゃいけない話なのかよ……。


……早く縫って仕事を再開しよ。
そう決心したのと着信音が鳴るのはほぼ同時だった。

この着信音は高野さんじゃなく俺だ。

急いで電話に出ようとズボンに入れっぱなしだった携帯を取ろうと引っ張り出す。

しかし手が滑って落としてしまう…しかも滑って携帯がトイレの外に行ってしまった。

ヤバい…早く拾わないと……でものか格好では外に出れないし…。
そうだ、手だけ出して取ろう。

そっと鍵を開け手だけを出そうとした。
………が、まだ縫いかけで脱いでいたズボンを踏んでしまい転けてしまった。


勢いよく滑ったせいで痛い…それより!高野さんに見られてないかを確認しようと頭を上げると……見えたのは驚き目を見開く高野さん。



「お前…なにしてんの」

今の俺の格好は上は服を脱いでいるが下はパンツ一枚で…。
ぶわわわわと自分の顔が熱くなるのがわかった。




「ふーん…だからパンいち…「服は着てます!!!」

取り敢えず事情を説明しようにもこのままの格好で他の人が見たら変態になってしまうのでまた個室に入った。
…………………何故か高野さんも一緒に。



「なんで高野さんまで一緒に入るんですか!」

「お前…この縫い目はないだろ」

「うわあ!返してください!!」

下半身を隠していたズボンを取られる。

「いーから、俺がやった方が早い」

「うっ……」

それを言われたら反論出来る訳もなく黙る。



なんだろう……さっきからチラチラ見られてるような…また見た。
絶対にあの変態は俺のぱ、パンツを見てるんだろう。
いっつも無理やり脱がすくせにこういう時だけジロジロ見やがって。

…でも心のなかで罵倒してても俺の浅ましい身体は反応してきて…


「律」

「は、はい?」

「勃ってる」

!!!??








*************

こっからはR18な展開ですので自重を(笑)
日頃から(たまたま見ただけかもしれないけど)見てくださってる皆様に御礼文をと思って、でもネタが思い付かなかった結果がコレですwww

読んでくれてありがとうございました!
続きは要望があれば書きますがないと思うので書きません!ww

高野さんの誕生日記念小説は完成出来る気がしないので次のイベントに向けて書こうかなー…ってなってきてるのでもしかしたらうpしないかもwww
すいません(´;ω;`)


ではでは(*´ω`*)

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