Short dream

□オタク用語
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「名無しさん、準備はできたか?」


『ルッチ・・・!待って あとちょっと!』




今日は名無しさんと任務の日だ。
相変わらずだが、名無しさんは準備が遅い。

長期任務でもないのに、毎回毎回一体何を持っていくんだ。


「おっ、名無しさん!ここにおったんか!探したぞ。」

『カク!どうしたの?』

「いや、名無しさんがワンダバに行くと聞いたもんで、見送りじゃ!」


(ワンダバ・・・?)

ワンダバ:出撃シーンに用いられた音から
ここでは、任務に行くことを指す。




『わざわざありがと、カク!
あ、これ食べない?前ワンダバで行った島の名物!

むほって感じだったから!おすすめ!』


(むほ・・・?)

むほ:おいしかったときの感嘆詞


「わしにくれるんか?!嬉しいのー!その島楽しそうじゃの・・・わしも行きたかったわい」


『それがさ、その日ひどい嵐で電気使えないからって、ヤシマ作戦だったんだよー!』




(ヤシマ・・・?それは人か・・・?)
ヤシマ作戦:寒さに耐えて節電に貢献すること




「何?!それは災難じゃったのぉ・・・
そう言えば前に名無しさんが言った島でも何か災難がなかったか?

名無しさんが行くとこはポポポ〜ンじゃな!ワハハハハ」


(ポ・・・?
それは何だ。ただの擬音じゃないか、バカヤロウ)


ポポポポ〜ン:良くないこと、悪いことが連鎖的に起こること


『そうなの!もうホントやめてほしいよー!』





「あら、カクに名無しさん。久しぶりね」

『カリファ!ワンダバ帰り?』



「そうよ。2人は何してるの? 今北産業。」


『えっとね、今カクに・・・』


(今北産業?どこにあるカンパニーなんだそれは)


今北産業:「今来た(=今北)ばかりの私にこれまでの流れを三行(=産業)で説明してくれ」の略。


(もう帰りたい)


『あ、ルッチ待たせてるんだった!』


「ルッチなら、さっき勢い良く走ってどっかいったぞ!」

『え・・・?!待たせたから怒ったのかな?!』


「それは違うと思うわ。だって泣きそうな顔だったもの。」




「きっと話にいれてほしかったんじゃな!」


『そうなら言ってくれればよかったのにね!』


「可愛いとこあるじゃない。」






違います。
3人が何を言っているのか理解ができなかっただけです。



(俺にはハットリがいてくれるだけでもう十分だ・・・ばかやろう!)


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(ハットリ・・・!お前は俺を見捨てたりしないだろう!)

(クルッポー!)


(・・・今なんて言ったんだ?)

ハットリの言葉も理解ができない・・・!




 

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