妖精の姫君
□第三話
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「おかえり……おかえり!!」
「あぁ、ただいま。帰るの遅くなって悪かったな。エルザの仕事行ってたんだ。んで、コレお土産ね」
そう言い、角を叩くヒカル
「ところでナツとグレイはいるか?」
「あい」
ハッピーが奥にいるナツとグレイを指す。
ナツは少し不機嫌なグレイと肩を組んでいる。二人とも汗かいてるし……怖いんだね(笑)
「二人とも仲が良さそうでよかった。
実は二人とユウナ、お前たちに頼みたいことがある。仕事先で少々厄介な話を耳にした。本来ならマスターの判断をあおぐトコなんだが、早期解決が望ましいと私たちで判断した。三人の力を貸してほしい。」
「えっ!?」
エルザのその言葉にざわつくギルド。