妖精の姫君

□第三話
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「今戻った。総長(マスター)はおられるか?」

「おかえり!!マスターは定例会よ」

「そうか……」


「エルザー!!おいてくんじゃねぇ!!」

エルザが帰ってきたことで静まりかえるギルド内に響いた男の声。


この声は……!!


入り口を見るとそこには片手で大きな角を担いだヒカルの姿があった。



本当に……帰ってきた!!


「ヒカル!!」

私はすぐにエルザの横に角をおいたヒカルに飛び付いた。
ヒカルは私を受け止め、頭を撫でてくれた。
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