桜/魂


□欲深さは海のよう
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『はっ…ぁ…や、あ!!』



淡いピンクに色付いた咲良の白い身体が俺の下で厭らしくしなる。

吐息混じりの切ない喘ぎ声が聴覚を通して俺の全身を隈なく甘く痺れさせる


やべェな、オイ…


『ん…ひァッ…!』

「…はァッ、咲良…!」


咲良から漂う色香に頭がクラクラして、溺れてしまいそうだ


背中に食い込んだ咲良の爪の痛みさえ快楽の一部と化してさえいる。


ホントにやべェわ…


もう、止まんねェよ…!


咲良の細い腰を掴んでこちらに引き寄せる

トロンとした涙混じりのその目はいつもの生意気な色はなくただ快楽に潤んでいて、これから何をされるのか気付いたのか少し怯えているようだった


喉元でゴクリと唾を飲み込んだ

その表情が妙に俺の興奮を煽ったからだ



その瞬間咲良の身体がピクリと跳ねる


『銀と…っああぁぁッ!!』

「クッ、きっつ…」

『ぎんっ…ときっぁ…ぃぁっはぁ…好…

































「…なんつー夢見てんだよ俺ァ…」


見事に勃ち上がったそれを見て頭を抱えるどころか泣きたくなった。



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