√3xの心拍数
□√1×服装検査〜予備日〜
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「でも俺峰ちんより後に見つかったし〜。峰ちんの方が悪いし〜」
「はぁ?!んだそれ、イミわかんねぇよ?!」
いつの間にか、小学校低学年並みの小競り合いが始まっていた。
二人の巨人の間で桃井、前で薫があたふたしていると雪村が二人に近づいて行った。
『二人とも、喧嘩はだめです!!…それに今ここでシャツを入れたら○はつきますし、先生には言いませんよ』
「「そうなのか!/そうなの〜?」」
二人はいそいそとシャツを入れ始めた。
紫原は一緒に髪の毛もくくってしまう。
そして、ビシッ、と直立。
『…二人とも合格です!!』
「しゃっ!サンキューな雪村!(ゴソゴソ)」
「ありがとね〜、知紗ちん(ゴソゴソ)」
「二人ともシャツ出すの早過ぎやで?!」
二人の迅速な行動に思わず薫はツッコミを入れる。
「大丈夫だぜ、谷伎。お前らが黙ってくれれば」
「もう、大ちゃん!そんなの無理に決まってるでしょ!!」
桃井と青峰の小競り合いが勃発してしまい、生徒会室はさらに悪い状況へと進んでいく。
「青峰君、ここは大人しくシャツを入れておいた方がいいですよ」
・・・・・・・・・。
「「「「『うわっ?!』」」」」
「てっテツ?!お前いつからここに居たんだ「青峰君が来る前からです」
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