S・novel
□アントシアン上昇中
1ページ/4ページ
初めて会ったのは紅葉どころではなくまだまだ桜の季節だった春。
アントシアン
上昇中
真っ赤な髪、赤、黄色と色違いの両目。
まさに紅葉を思わせるその男子の名前を知ったのはその直後。
赤司征十郎。
名前までもが紅葉。
四月、桜が舞い散る頃はまだその程度だった。
.
→
次へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ