√3xの心拍数


□√2×服装検査〜一日目〜
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時間はすっかり過ぎて今日の検査の締め切りが過ぎた今



『ごめん珠央!!あの後一人で大丈夫だった?』


と言いながら咲良は手の平をパチンと合わせて頭を下げる。


『大丈夫。問題ない・・・』



そんな咲良の図には動じず、珠央は淡々とそう返した。



『ほんっとあのバカのせいでっ!!・・・どのくらい来た?』


手の平はそのままの状態でそう問うと珠央はその質問がくることを予めわかっていたかのように名簿を差し出した。


咲良はその名簿を受け取り、上から順に目を通して行った。


『ここに名前チェックされてない人は明日来るのよね?・・・ってあれ?赤司来なかったの?』



絶対100%来ていると思っていた、ある意味緑間以上にそう信じていた人物の名前の横には印がなかった。



『あ・・・。昨日、検査があるって知らされたあと来た』


『昨日っ!?!?』



珠央は赤司の名前の横に印を付けながらそう言った。





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