To soul in a bind


□Refuge place
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咲良が十番隊で駄々をこねているのとほぼ同時刻―――…



「茶はいらぬか」


『あっ、いただきます!ここのお茶、美味しいんですよね〜』


「当然だ。専属の店より取り寄せているが故。…それより、饅頭はいらぬか」


『もちろんです!お饅頭も甘すぎなくて美味しいんですよね〜』



…六番隊で手厚くもてなされていた。



白哉が絶え間なく菓子や茶を知紗に与えるようすをいつものことのように冷たい目線で恋次は見つめた。



「隊長…。資料です…」


「…そこに置いておけ」



恋次などに見向きもせず次々と知紗の口に饅頭を詰め込んでいく。



「あの…隊長…?」


「なんだ」


「あんま菓子ばっかやりすぎるとその…知紗が太るんじゃ…」



瞬時に白哉と雪村が固まる。



『いっ、言わないでくださいよ!!恋次くん!!』


「…確かに、これ以上太られると困る」


『白哉さん!!私は太ってなんかいません!!』



さらに騒々しくなった執務室を見てマトモなのは俺だけか…とため息をついた。


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