桜/魂

き誇れ』



自己紹介

《村塾篇》

はらり ひらり

歪んだ奇跡
『あたしは、死んだの…?』
吹き飛ぶくらい、
「ようこそ寺小屋へ」
仔狼の緑
「俺、あんた嫌い」
夕化粧
「高杉のこと好き?」
追憶の灯を
『ずっと皆一緒にいたい』
水銀に溶けて
「ま、待て!落ち着け俺ェェ!!」
飴色の憂鬱
『髪、銀時が結ってくれない?』
マゼンタの視界に
「屋台回るんだろ?」
夢の輪郭を
「その花火は貴方達の魂のようですね」
恋熱浮上
「襲っちまうぞ?」
欲深さは海のよう
「あいつの全部を俺が奪ってやらァ」
影を隠してまた踊る
「なァ…俺のもんにならねェか?」
雨降って
「ムカつくんだよ、お前ェ見てっと」
地固まる
『っざけんなァァァ…!!!!!!!!』
ただ呆然と片鱗は
「羨ましいでしょう」
いつかの遠き日まで
「この言葉を贈ります」
届かぬ指先
「約束ですよ」


《攘夷篇》

泣鬼
『…胸糞悪いことこの上ないわ』
巻き戻しの決意
「何にも心配要らんぜよ」
晴天は曇天に等しい
「晴れやしねェよ…」
置き忘れた温もり
『奇遇ですね、お三方』
業火に飛び込むその思い
『生半可な気持ちで此処に立ってんじゃないのよ…!』
取り繕っても足りやしない
「わしが証明するき」
紫煙の慕情
「俺ァただ護るだけだ」






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