wheel open cordiality

□第参廻
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ハ「僕は嫌いなんだ。人間はとても醜くて、自分勝手な理由で自然を壊していく…自分と少し違うだけで化け物扱いだ…僕は、シャーマンだけの世界を作りたいんだ」

『…』

ハ「僕が怖くなったかい…??」

『(フルフル)私も…この世界はちょっぴり嫌いかな…。霊が見えるからって理由で小さい頃から同世代の子達からは避けられてきたし…近付いてくる大人も珍しいもの見たさで寄ってくるだけ…そんな私を助けてくれたのが和尚様だったんだ^^和尚様がいなくなって暗闇の中にいた私を助けてくれたのは、他でもないハオだった^^ハオや仲間のみんなに会ってどんなに救われたか…。今の私の世界はハオやみんなに支えられてるんだ^^シャーマンだけの世界って言われてもピンとこないし、よく分からない…でも、私みたいに辛い思いをする子を少しでも減らせるなら協力したい。…それに、この綺麗な星空もなくなって欲しくない…』

ハ「(ふっ)否定されなくてよかった^^智里にはちゃんと話してなかったからね。僕の思い描く世界を知った上で一緒に居て欲しかったんだ…^^必ず…住みよい世界を作ってあげるからね…??」

『うん^^ずっとついて行く^^ハオの味方で居続ける^^だから…そんな寂しげに笑わないで…??』

ハ「…えっ??」

『…ハオの笑顔はどこか寂しげ…みんなと居ても…みんなで居る時のがかな??なんだか寂しげで…みんなといるのに一人で居るみたい…。って…私何言ってるんだろ;;ごめんなさい;;』

ハ「いいよ。謝らなくて^^今日はもう遅い…そろそろ戻って休みなよ…??」

『そうだね…そろそろ寝ます^^おやすみなさいハオ』

ハ「あぁ、おやすみ智里^^」

ハ「僕も戻るかな…。智里には驚いたな…。みんなといるのに一人みたいか…そうかもしれないな(苦笑)」
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