忍びの書

□e アルコール分5%
1ページ/12ページ


「ぃあっ……あぁんんっ…はぁんぅ…」

シカマルは激しく喘いでいた。

そのすぐ隣には、キバとチョウジが寝ていると言うのに………


「…はぁっ……もっとぉ…ナルトぉ……はぁぁ…」

ナルトの上に乗り、いつもなら到底言わないような言葉を吐きながら、ナルトの胸に手を付き、腰を動かす。


一体何故こんなことになったのかと言うと。
話は数時間前に遡る。



++++

数時間前…。


アカデミーの休み時間、いつものように机を囲んでしゃべっていた落ちこぼれ4人組ナルト、チョウジ、シカマル、キバだったのだが。

「なあなあ!お前らって酒飲んだことある?」

それまでの話とは何の脈絡なく、キバが唐突にそんなことを言い出した。
「何だってばよ…。いきなり。」

「んなことより、なあっ?」

「…ねぇよ。」

「僕もないや。」

「ナルトは?」

「オレもないってばよ?」

「……飲んでみたくね?」

「!!っでもさ。でもさっ。オレらってば未成年じゃん?」

「だからお前ら誘ってんじゃん。一人じゃ怖いけど興味あるし…ってな」

 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ