忍びの書
□e アルコール分5%
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「ぃあっ……あぁんんっ…はぁんぅ…」
シカマルは激しく喘いでいた。
そのすぐ隣には、キバとチョウジが寝ていると言うのに………
「…はぁっ……もっとぉ…ナルトぉ……はぁぁ…」
ナルトの上に乗り、いつもなら到底言わないような言葉を吐きながら、ナルトの胸に手を付き、腰を動かす。
一体何故こんなことになったのかと言うと。
話は数時間前に遡る。
++++
数時間前…。
アカデミーの休み時間、いつものように机を囲んでしゃべっていた落ちこぼれ4人組ナルト、チョウジ、シカマル、キバだったのだが。
「なあなあ!お前らって酒飲んだことある?」
それまでの話とは何の脈絡なく、キバが唐突にそんなことを言い出した。
「何だってばよ…。いきなり。」
「んなことより、なあっ?」
「…ねぇよ。」
「僕もないや。」
「ナルトは?」
「オレもないってばよ?」
「……飲んでみたくね?」
「!!っでもさ。でもさっ。オレらってば未成年じゃん?」
「だからお前ら誘ってんじゃん。一人じゃ怖いけど興味あるし…ってな」