忍びの書

□e 君の寝顔にときめいて
1ページ/8ページ


木の葉の里の昼下がり。森ん中散歩してたら、木の上で昼寝してるシカマルを見つけた。

(…うひゃっほぉう!!やっぱ散歩ってサイコーだぜっっ!!)

俺はシカマルが好きだ。だから昼寝してるアイツを見つけて近づいていった。寝顔が見たかったから…

「…フツー起きるよな…誰かの気配したら…」

シカマルの寝ている木の上に、トンッ、と乗り、忍だろ…?と思いながらもシカマルの顔を覗き込む。

寝ている時は顔をジロジロ見ても嫌がられないから…ついつい見入ってしまった。

漆黒の髪に、もちもちっとしてる白い肌。細い腰…どう見ても俺より華奢な身体…そりゃすぐチャクラ切れるよな…
…はぁ……

「ぅ〜……」 とか言って寝返りをうつシカマルはとても色っぽくて…

俺はアイツの唇に自分の唇を押しつけていた。

(くぅぅ…無防備にこんなとこに寝てるコイツが悪いんだっ)


「……んっ…キバ…?」

ぼぉ〜と、目を覚ましたシカマルが目を擦りながら見上げる。
まだ意識の半分は眠っているようだった。
  

「お前、誰か近づいてきたら起きろよな?こんなんじゃ、何かされても文句言えないんじゃねぇの?」


 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ