◇変化の書◇

□e 祭り事のその前に
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「なんで、てめぇまでいんだよ」


今日は、木の葉の里の夏祭り。


アスマはシカマルと一緒に行く約束を取り付け、待ち合わせ場所に向かうと、シカマルのとなりには、ちゃっかりシカマルの腰に手を回したカカシの姿があったのだ。


「ん〜いいじゃない?だって目の前に可愛い浴衣着たシカマルがいたんだもん」


カカシの言うとおり、シカマルは蒼地に袖と裾に細かい鹿の模様が入ったなんとも可愛らしい浴衣姿で待っていたのだ。


「そこで会ったんだ。カカシも一緒に行きたいって。」


「ね〜。俺もシカマルとお祭り楽しみたいからご一緒するよ」


「………勝手にしろ」


アスマは少し不機嫌そうにそう告げるとさっさと歩いていってしまう。


「…っ待てよアスマ。置いてくなっての」


シカマルはアスマに駆け寄りアスマの袖口を掴み並んで歩き出す。


 
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