◇変化の書◇
□e おとうさんといっしょ
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「……背中流せやシカマル」
「…………めんどい…」
奈良親子、最近は一緒に入ってくれない息子を無理矢理誘い、揃って仲良く?入浴中。
身体を洗いながらシカクは、湯船にゆったりとつかるシカマルに話しかける。
「おぃぃ…たまにゃあ親孝行しろバカ息子」
「……はぁぁ…はいはい……めんどくせぇなぁ…」
ザバンと湯船から上がりシカマルはシカクの後ろに立ち、スポンジに石鹸を擦り付け、泡を立てるとゴシゴシ大きな背中を擦っていく。
「…いいぞシカマル…………」
シカクは、ふと背中を流す息子を見る…
洗いたての髪はしっとりと濡れ、雫が滴り、湯につかっていた為、顔も身体も蒸気しほんのり色付き………
(なんか……やばい…
……乳首なんかピンクだし?)
スポンジを背中の上から下へ動かす度に腰に巻いたタオルがズレ、チラチラ見える我が息子の分身……それまでもピンク色で…
(………すまん息子よ…)