忍びの書

□e 春になると…
1ページ/8ページ


春になるとぽかぽか頭がふやけて、おかしな人が増えるので注意しましょう。





「お前は関係ねぇなコレ。」


アカデミーのHRで配られた紙を見ながら、シカマルは隣を歩くキバに言う。


「………それはイイ意味でか?」


「……そう思うか?」


「………」


「…お前はいつも頭が春っぽいもんなぁ…」


「うっわ〜!!すっげぇムカつくっっ!!」


「ホントのことだろ?」

キバは立ち止まり、シカマルの方を向く。


「…いつもじゃねぇっ。シカのこと考えてる時だけだっっ!!」


キバがいきなり叫んだ為、シカマルも立ち止まり挑発的な目をキバに向ける。


「…何恥ずいこと叫んでんだよ………バッカじゃねぇ?」


「……俺ん家来いよ……」


「……は?」


ぼそぼそ言うキバに冷たく言い返すシカマル。


 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ