一次創作(オリキャラ)

□契ノ約束 雲晴と闇暗
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雲晴
「あ、俺?俺は…」

ガシャァァァアァァアン!

三人
「「「!!?」」」

外で大きな音が聞こえた。
見れば…

園花
「!あ、あれ…闇暗くん!?嘘、圧されてる…!?」

鬼原
「相手は他校みたいだが…タイマンじゃねぇな…きにくわねぇ。…数が多すぎるな、あれは闇暗でもきつい…」

顔をしかめる鬼原。
と、雲晴が窓をがらりと開けた。

園花
「氷雨!?なにして…!」

雲晴
「決まってんだろ、加勢する!!風よ…我が元に来たりて力を貸したまえ!!」

そう叫び、雲晴は飛び降りた。

園花
「!ちょっ、氷雨、ここ5階…………!!!」

しかし、すぐに雲晴を風が包み、雲晴はふわりと着地した。

鬼原
「…俺らも行くか」

鬼原はつぶやき、園花を姫抱きに抱き抱え、窓のサッシに足をかける。

園花
「えっちょっ魅蘭!!?ま、まってまって…!!」

タンッ

園花の制止も虚しく、鬼原も雲晴を追って飛び降りた。

園花
「ふに゙ゃ゙ぁぁぁぁぁぁぁ!!!(泣)」

ストンッ

鬼原の鬼の力を持ってすれば、5階から飛び降りるなど造作も無いことである。

鬼原
「…美草…大丈夫か?」

園花
「…………うん」

鬼原は園花を抱えたまま前を見据えた。

他校生A
「なっ、なんだお前ら!!」

他校生B
「いきなり落ちてきやがった…!?」

闇暗
「鬼原…余計な真似を…!そいつら連れて今すぐ戻りやがれ!!」
慌てる他校生をよそに、闇暗は鬼原達に叫ぶ。

雲晴
「おいおい、馬鹿にすんなよ!?加勢しに来た、手伝わせろ一匹狼!!」

鬼原
「…雲晴…一匹狼は…どうかと思うぞ…」

園花
「…魅蘭、ツッコミおかしいから…(汗)あと、降ろして…大丈夫だから」

鬼原がしぶしぶ園花を降ろした。

他校生ボス
「なんだか知らんが…てめぇら、まとめてぶっつぶせ!」

他校生のボスらしき人物が叫ぶと、その場にいた他校生全員がかかってきた。
しかし、鬼原達はいたって普通の顔をしていた。

闇暗
「…鬼原、こいつらは?」

鬼原
「『俺の』契約者園花美草とクラスメートの雲晴氷雨。こっちは闇暗鋼。ケンカばっかりしてて中学で留年したあほだ」

園花
「魅蘭、氷雨は友達でしょ!?あと闇暗くんあんま悪く言わないの!

雲晴
「雲晴氷雨だ、よろしくな!」

闇暗
「…闇暗鋼だ。歳の差は気にするな」

なぜかいきなり自己紹介をはじめる四人。
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