桜蘭接待部・僕・歪
□prologue
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「…は、んっ‥、ァ‥」
「相変わらず良い声でなきますね、クラウス」
薄暗い部屋。
揺らめく燭台の炎。
湿気を帯びた空気。
むせ返る程の生臭い精液の匂い。
肌を滑る指先と、甘い言葉を奏でる唇。
そして、重なる貴方の熱い肌。
「私は…も、ぅ‥!」
「いい、ですよ、クラウス。私、も‥っ」
繰り返される深い情事に酔い痴れて、私は――
‐prologue‐‐
終
わりの始まり。
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